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PRIが考える姿勢とは何か?

WHAT IS POSTURE?
BY RON HRUSKA, MPA, PT

姿勢とはパターン化されたエアフローが反映されたものである。

エアフローは特定の機能的パターンによって統制、創造、決定された身体の様々な器官が置かれた“位置”に影響される。そして、これらのパターンは私達の体が左右対称的に呼吸、回旋、休息するという”能力”を形作る。

この「特定の機能的パターン」に制限がある状態では、関節、筋肉、及び縦隔が不適切な位置に置かれ、結果として身体が機能する方向、運動面、及び正常な機能域の境界が制限される。

従って、軟部組織や骨による制限によって筋肉や関節を正常範囲で活用できないため、身体機能は制限される。

この制限は、筋肉を正常な生理学的長さを超える不適切な位置に、または本来は作用しない運動面や方向で主動筋または拮抗筋として作用する位置に置く。ニュートラルな状態や、より対称的な休息状態にあるときには、このような筋肉の位置は観察されることが無い。この制限に対する代償や適応はこれら筋肉の過活動、および神経運動符号化(エンコーディング)を必要とする。

こうして生まれた筋肉の代償的活動および過活動は呼吸補助筋、体肢屈曲筋、体軸伸展筋に非同期性をもたらし、体幹および腰椎骨盤大腿部と頭蓋顎頸部を介した機能的回旋を制限するのである。

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